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トップ会計人インタビュー

にいむら会計事務所(東京都)

新 村 貢 一

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会社のトップに会える仕事
― 先生は、何歳で独立されたのですか?

新村先生(以下、先生)  1992年、33歳の時です。実家が自営業を営んでいて、子どもの頃からなんとなく「普通のサラリーマンではなく、自分で商売がしたい」という思いを刷り込まれて育ちました。それが、やがて「税理士資格を取って、自分の事務所を立ち上げる」という具体的な目標になったわけです。父親が店で倒れて入退院を繰り返すような状況になっていたので、そんな親に“独り立ち”した姿を見せたかったというのも、あの時期に事務所を設立した理由の一つだったんですよ。

開業当時の目標は、「スタッフ20名、お客様が200件の事務所を目指す」というものでした。現在は、スタッフ18名の体制で、お客様は、法人を中心に個人事業主の方も含めて360件ほどになりました。

新村先生1

―  この仕事のやりがいは、どういうところにあるのでしょう?

先生  私自身はもう30年以上この道一筋でやっていますし、やるべきことを淡々とこなしている感じなのですが(笑)、スタッフの定着率はいいですから、彼らはそれなりの達成感を覚えながら仕事に励んでくれているのだと思います。普通なら会えないような会社の社長や経理責任者といった方と直接お会いできるのは、この仕事の醍醐味ですよね。社長から相談を受けて、それに答えを出していくのが私たちの役目ですが、反対に、荒波を潜り抜けてきた方々ならではのお話がうかがえたりもする。非常に勉強になります。
当社の場合、仕事内容は「会計、税務」に限りません。

事務所として、例えば社会保険や給与計算、労務関係、場合によっては登記といったものまで、ワンストップサービスの提供を掲げていますから、スタッフには幅広い業務に携わってもらうことになります。法人だけでなく、個人の相続の案件に取り組むこともあります。そうしたいろんな経験を積んで、結果としてオールラウンドの能力を身につけることができることも、大きな魅力ではないでしょうか。

付け加えれば、税務調査に強いのも、当事務所の特徴です。税務署に入られて、心中穏やかな人はいません。調査の結果、「是認」を勝ち取ったり、わずかな修正で済んだりすると、お客様は本当に喜んでくださいます。そんな時は、お役に立てたという充実感でいっぱいです。当事務所のスタッフは、ほとんどがこの税務調査の経験も積んでいるんですよ。

資格試験に11人がチャレンジ中! 仕事と勉強の両立ができる事務所

― スタッフには、比較的若い方が多いと聞きました。

先生  平均年齢は34歳です。大半は、会計事務所勤務の経験がなく、当事務所に入って1から仕事を学んできたメンバーたちです。そんなこともあって、質問しても答えてくれないような意地悪な先輩は、一人もいません(笑)。お互い、気軽に質問したり意見を交換し合ったりできる雰囲気です。それに、みんな勉強熱心なんですよ。税理士と試験合格者が合わせて7名いるのですが、ほとんどは当事務所に入ってからの合格です。残りの11人も、試験合格を目指して頑張っています。

当事務所では、ほとんど残業がありませんから、勉強時間をじっくり取ることができるでしょう。事務所のある東京・神保町は水道橋の隣ですから、仕事を終えてから専門学校に通いやすいというアドバンテージもあります。
「受験生」は午後5時、6時には学校に向かい、早朝、自習室で勉強してから出勤するスタッフもいるんですよ。名実ともに、仕事と勉強が両立できる事務所だと思っています 。

― 今後の採用計画を教えてください。

先生  現在は、「スタッフ30名体制、お客様が500件くらいの規模にしたい」という目標を掲げていますので、人員はコンスタントに採用していきたいと考えています。基本的には、会計事務所未経験の方をメインに採りたいですね。未経験だと当然不安もあると思うのですが、「頑張れば十分できる」ことは、当事務所のスタッフたちが証明しています。最低限の条件は、「真面目で、人と話すのを苦にしない人」。「オールラウンドで活躍したい」「勉強も頑張りたい」という意欲を持った方を歓迎します。

新村先生2
(掲載日:2017年8月1日)
● プロフィール ●
新村貢一(にいむら・こういち)
にいむら会計事務所 所長 税理士
東京都江戸川区出身/ふたご座/A型
趣味:サイクリング
座右の銘:四耐四不
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