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トップ会計人インタビュー

税理士法人KMCパートナーズ(東京都)

木 村 智 行

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税務会計から企業経営、相続まで、幅広く経験を積める事務所
木村先生1

― 今、事務所のメンバーは何人いらっしゃるのですか?

木村先生(以下、先生)  35名です。会計事務所としては“小さからず、大き過ぎず”というところでしょうか。実は、このサイズ感に意味があると、私は思っています。
当社には、現在420社ほどの法人のクライアントがいらっしゃるのですが、税務会計だけでなく、経営計画の立案や金融支援、上場を展望するのだったらIPO支援、事業再編に乗り出したい場合にはその税務面からのサポート、M&A、さらには社長個人の相続、事業承継対策まで、総合的にお手伝いさせていただいています。 基本的には、ある企業の担当になったら、これらの案件をすべてその人が中心になってこなしていくのが、当社のやり方なんですよ。

「ビッグ4」をはじめとする大きな事務所だと、それぞれの専門部署が設けられますから、これだけ幅広くいろんな仕事に取り組む機会は限られるでしょう。また5人、10人の事務所には、そもそもIPOやM&A支援のような案件は持ち込まれないと思うんですね。ちなみに、420社のうち60社は医療関係ですから、一般の法人とはまた違う医業経営に関する技能を磨くこともできます。

― なるほど。この事務所には、それだけいろんな分野の業務が経験できて、専門的なスキルを身につけるチャンスがあるということですね。

先生  難しい案件は、税理士やベテランの担当」ということでは、事務所全体のレベルアップはできませんから、みんなが多くの経験を積めるような仕事のやり方を、常に意識しています。 とはいえ、全部を担当者まかせにしているわけではありませんよ。 実際の現場では、当然、それなりの経験が必要になることも多々あるわけで、そんな場合には、その分野に強い人をサポートにつけて事に当たります。

そうしたことを含めて、当社は「チーム」を基本に仕事を進めます。チームワークの良さは自負していますから、その点は安心してください(笑)。 会計事務所には、けっこう“一匹狼”的な雰囲気のところも多いんですね。自分の仕事をやり切れば、隣の人がどんなに大変でも「お先に失礼します」というような。 当社には、代々先輩がきちんと後輩の面倒をみて仕事を引き継いでいくといった伝統もあって、困っている人間をそのままにしておくようなことはありえないのです。

専門性だけでなく、「人間力」も鍛えられます

― 先生の事務所を訪問すると、みなさん立ち上がって出迎えてくださいますよね。

先生  宅配便の配達員の方にも、同じようにします。私たちの仕事は、お客様としっかりコミュニケーションを結ぶところから始まるわけですが、そもそも挨拶ができなかったら、その先の人間的なつながりは期待できませんよね。疎かにはできないのです。当社では、そうした挨拶や清掃、ものに感謝するといった「基準行動」を重視していて、ビデオ研修なども取り入れているんですよ。

言うは易しで、挨拶一つとっても、実行するのはなかなか難しい。でも、それを実践していると、みなさん明るくなります。 職場に活気が出るんですね。「人間力」がアップした証だと、私は思っています。さきほど言ったチームワークの良さも、そうしたことがベースにあるのではないでしょうか。

― だから本物のチームワークなのですね。今後の事務所の目標をお聞かせください。

先生 私が入社してからずっと増収で、クライアントも増え続けているのですが、今後も同じように「緩やかな成長」を目指したいですね。体制としては、50人規模くらいまで拡充したうえで、業界トップクラスの質の高さを実現するのが目標です。

求めるのは、向上心があって、素直で誠実な人。入社の時点で特別に能力が高くなかったとしても、当社のマニュアルに従い、先輩たちの指導を受ける中で、それは自然に身についてくるはずです。お客様に寄り添って、お役に立てたら、直接「ありがとう」と感謝の言葉がもらえる。そんなやりがいを、ともに味わえる仲間を待っています。

木村先生2
(掲載日:2017年4月5日)
● プロフィール ●
木村智行(きむら・ともゆき)
税理士法人KMCパートナーズ 代表社員 税理士
神奈川県川崎市出身/やぎ座/A型
趣味 : 食べること 飲むこと
座右の銘 : 初心忘るべからず
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