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トップ会計人インタビュー

東京RS税理士法人(東京都)

海 老 原 玲 子

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生活スタイルに合った働き方ができる
―  先生は、どういう経緯で税理士の道を目指されたのですか?

海老原先生(以下、先生)  もともと専業主婦でしたが、夫が医院を開業していて、その帳簿づけを手伝うために、通信教育で簿記の勉強を始めたんですよ。そうしたら、簿記のおもしろさにハマってしまって(笑)。そこで、家事や子育て、介護の傍ら税理士試験にチャレンジし、資格取得後は会計事務所に勤務して、税理士登録しました。

海老原先生1

子育てなどがひと段落したので、独立して東京・江戸川区に事務所を立ち上げたのが、2000年です。ゼロからのスタートでしたが、おかげさまでお客さまは順調に増えて、現在はスタッフ9名の体制になりました。この8月からは、同じ江戸川区内に新築した事務所で業務を行っています。

ずっと「主婦業」との掛け持ちで仕事をしてきたこともあって、時間の効率的な使い方には自信があります。基本的に「無理に長時間働いても、いい仕事はできない」と考えていて、スタッフにも、そういうスタンスで対応します。ですから、当事務所には、子育ての真っ最中なので午後3時に帰る社員もいますし、パートさんには週3~4日の勤務の人もいるんですよ。その人のライフスタイルに合わせた形でフレキシブルに、その代わりより効率的に働いてもらうよう心掛けています。

―  お客さまは、どんな業種の方が多いのでしょう?

先生  それはもう、千差万別です。地元の建設業や飲食業、お医者さんなどの比率がやや高いと思いますけど、あらゆる業種をカバーしています。この仕事の面白さは、お客さまから、そういういろんな分野の話が聞けることです。お客さまからは、税務・会計以外の相談も、たくさんいただきます。実は社長は孤独ですから、時には愚痴に近いような話も出たりする。でも、そうした問題に親身になって対応し、成果が出せれば「ありがとう」と感謝されるわけです。この仕事をやっていて、一番やりがいを感じる瞬間ですね。

ちなみに、事務所設立以来、相続にも力を入れていて、年に10件ほどの案件を扱います。相続は、申告だけではありません。財産の生前贈与や、事業承継の場合には自社株の評価や贈与といった、事前準備をどうするのかも腕の見せどころ。当事務所では、そうした幅広い仕事を経験することができます。

税理士資格の取得も、全面的に支援

―  ふだん事務所はどんな雰囲気なのですか?

先生  ひとことで言えば、和気あいあい。わからないことがあれば、気軽に質問することができて、そうすれば誰かが答えてくれる。 税理士3名、科目合格者が4名いますので、困ったときには一緒に考えてもらえます。それを、自然に他のみんなも知識として取り入れている、という感じですね。

さきほど、「ライフスタイルに合わせて勤務できる」という話をしましたが、当事務所では資格取得などのための時間も、しっかり保証しているんですよ。今は、仕事を早めに切り上げて専門学校に通っているメンバーが、3人います。「みんなが働いているのに、帰りづらいなあ」といった雰囲気は、まったくありません。

海老原先生2

― 今後の採用計画を教えてください。

先生  当面は、業務の状況を見ながら必要に応じて採用していく、というのが基本になると思います。新卒に近い人を1から育てていく体制は、まだ整っていませんから、社会人経験のある方というのが、採用の条件になります。会計事務所での経験は、必ずしも問いません。とにかく明るく素直で、コミュニケーション能力を備えた方がいいですね。

個人的には、独立してから「行けるところまで行こう」と、突っ走ってきたというのが正直なところ(笑)。ただ、スタッフも10人近くになりましたし、移転も機に、もう一段飛躍を遂げるための、事務所の体制づくりを進めたいと考えているんですよ。次のステップに向けて、ともに一生懸命頑張っていただける方がいたら、ぜひ仲間になってほしいと思います。

(掲載日:2017年10月24日)
● プロフィール ●

海老原玲子(えびはら・れいこ)
東京RS税理士法人 代表社員 税理士 行政書士
東京都江戸川区出身/みずがめ座/A型
趣味:ゴルフ
座右の銘:為せば成る為さねば成らぬ何事も

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