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ミカタ税理士法人 恵比寿支店(東京都)

園 田 雅 史

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上場も展望する成長過程の事務所
― 御社は大阪が本社ですね。東京に展開された経緯を教えてください。

園田先生(以下、先生)  実は私の“ひとこと”がきっかけなんですよ。もともと私も関西の人間なのですが、まだ当社に東京進出の予定が全くなかった時期に、若手社員が「3年後の自分」をテーマにみんなの前で話す、という社内のイベントがあったのです。他の同僚が「課長になって部下を持ち……」などと発表するのを聞いていて、同じではおもしろくないなと。そこで、「今から、3年後の(架空の)東京支店の決算発表をやります!」と一席ぶったわけです(笑)。東京に行きたいというのは、半分本気、半分冗談でしたけど、イベントが終わってすぐに、代表の柴田から「行ってみるか?」と声をかけられたのです。そして、その半年後の2011年5月、実際に渋谷に事務所を開設しました。前職で会計事務所経験があったとはいえ、入社1年目の人間にそんなチャンスをくれるのか、と心底驚きましたね。

とはいえ、当社にとって東京はまったくの「未開の地」で、頼るつてもありません。お客様ゼロのところから、それこそ飛び込み営業も含めて何でもやりました。ですから、私には創業したての社長の気持ちが、よくわかります。

園田先生1

― そんないきさつだったんですか。
今は、お客様の数はどのくらいになったのでしょう?

先生  東京オフィスで、法人の顧問先が300社程度になっています。関東では横浜にもオフィスを構えているのですが、今はそれぞれ年に50社ペースで顧問先を増やす計画を立てていて、それは十分達成可能だと考えているんですよ。また、それとは別に個人のお客様向けにも専門チームを設けていて、相続や事業承継のお手伝いをさせていただいています。

―  それだけクライアントが増えれば、事務所の規模も大きくなっていきますよね。

先生  そうですね。今、東京で十数人、横浜には3人のスタッフがいますけど、人は増やしていかなくてはなりません。全社的には、今90人ほどの人員を、近いうちに300人体制に持っていきたいと考えています。当然のことながら、仕事の質も高めていかなければ、お客様に選んではいただけないでしょう。そうしてグループ全体の総合力を高める中で、2020年の上場を目標に、メンバー一丸となって取り組みを進めています。

「完全週休2日制」導入。性別、資格の有無など問わず、働きやすい職場

―  お話から、本当に成長過程にあることが伝わってきますが、事務所の雰囲気はどんな感じなのですか?

園田先生2

ミカタ税理士法人 幹部メンバー

先生 上場を目指すといっても、決してピリピリしたムードではありませんよ。一つなかなか他にない特徴を挙げると、当社は従業員の家族を大切にするんですね。2年に1回、海外に研修旅行に出かけるのですが、それには家族の方も招待します。またファミリーウィークと称して、「職場見学」もしていただくんですよ。「どんなオフィスで、どんな仲間と一緒に働いているかがわかって安心する」と、大変好評です。
労働条件、職場環境の整備にも力を入れています。今年1月からは、完全週休2日制を導入しました。時間外労働を完全に管理することで、残業ゼロも目指しています。給与に関しては、メガバンクを意識して体系化しました。

何年か頑張って、当社の事業に貢献してもらえたら、それと同水準が保証されるということです。実際、この春には過去最高の昇給と賞与支給を実現しました。
ちなみに、当社では、近年女性の比率が高まりつつあるんですよ。東京には、シングルマザーとして小学生を育てながら、管理職に就いている社員もいます。性別や資格の有無といったことにかかわりなく活躍でき、その結果が正しく評価される職場であることも付け加えておきたいと思います。

― 求める人材を教えてください。

先生  当社の経営理念が「元氣」なので、前向きに仕事に取り組む人がいいいですね。最初の私のエピソードのように、若くてもチャレンジさせてくれる社風の会社ですから、やる気があれば大きく成長できるはずです。ただ、300人体制になった時に、みんなが“イケイケ”タイプでは組織は回りませんから(笑)、いろんな能力を持った人に来ていただきたいですね。そして、とにかく元氣に働いてほしいと思っています。

(掲載日:2017年3月28日)
● プロフィール ●
園田雅史(そのだ・まさし)
ミカタ税理士法人 関東エリアマネージャー 税理士
兵庫県尼崎市出身/みずがめ座/O型
趣味/子どもと遊ぶこと
座右の銘/日々是好日
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