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トップ会計人インタビュー

クライサー税理士法人(東京都)

石 田 昇 吾

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「ゼロからのスタート」で6年、いまだ成長中の事務所
― 先生は、学生時代に税理士になろうと決意したそうですね。

石田先生(以下、先生)  わりと数字が好きだったので、高校時代に簿記の勉強を始めたんですよ。それで会計というものに興味が湧いて、その流れでこの世界に飛び込んだという感じです。大学を出て入ったのは、当時70人ぐらいが働く大きな税理士法人だったのですが、人手が足りないこともあって、最初からどんどん仕事を任されました。税務・会計以外にも、例えば社会保険のこととか、融資や資産運用についてだとか、多岐にわたるお客様からの質問や要望にマルチに対応しなければならないのは大変でしたけど、とても勉強になりました。新人からそうやって鍛えられたことが、その後の糧になったと思っています。

ただ、大きな事務所でしたので、クライアントも上場企業やそれに近い会社が多かったんですね。話をするのも、経理担当の方などがほとんどでした。専門性の高いやりとりができるのは貴重な体験でしたけど、何年か務めるうちに、私自身は小さな会社の社長さんと直で話をして、そのお悩みに応えていくというスタイルのほうが性に合っているのかな、という思いが強くなりました。2011年に独立開業を決断したのは、それが最大の理由です。「顧客ゼロ」からのスタートで、初めは苦労の連続でしたけど。

石田先生1

― 6年間で、事務所はどこまで「成長」しましたか?

先生  昨年6月に税理士法人化し、今年4月には亀戸(東京都江東区)の本社の他に、渋谷区に支店をつくりました。今、メンバーは総勢7名です。法人のお客様がメインで、現在130~150社、個人の方は50件ほどですね。お客様は年に20件くらいのペースで増えているんですよ。NPO法人や学校法人といった公益法人のお客様を十数件持っているのは当事務所の特徴の1つで、入社したらそうした一般企業とは違う分野の仕事を経験することもできます。

残業が少なく、勉強との両立も可能

― あらためて、この仕事の魅力、やりがいを教えてください。

先生  先ほども言いましたが、今顧問先になっている中小企業だと、直接トップの方にお会いして、こちらのキャリアや年齢に関係なく、トータルに会社経営に関する相談をお受けすることになります。関与当初は、事業についてのお考えなど教えてもらうことが多くありますが、色々とお話をお伺いする中で、自分の中に知識や事例が蓄積していきます。そうやって財務を把握するアドバイザーとして1つでも提案ができるようになり、結果としてお客様に感謝される時は、「この仕事をしていてよかった」としみじみ思うんですよ。社員みんなにそういうやりがいを感じてもらうのが、私の目標です。

石田先生2

― 事務所のセールスポイントを。

先生 私がそうやって鍛えられたからというわけではありませんが、当事務所では、基本的に「まだ入社1年目だから、この仕事は任せない」というスタンスは取りません。意欲があれば、どんどんチャレンジしてもらっていい。さきほど支店を開設したと言いましたが、この業界未経験でうちに入り、仕事をしながら税理士資格を取得した30代前半のメンバーに任せているんですよ。そんなふうに自らを成長させるチャンスがある事務所だということです。

また、当事務所は今でも残業は少なくて、従業員は決算や確定申告などの繁忙期を除けば、ほとんど定時に帰宅しています。資格取得を目指して勉強中のメンバーもいますが、仕事を頑張りながら、きちんと専門学校に通っていますよ。ワークライフバランスに関しては今後も突き詰めていくつもりで、そのためにも先行して採用をしていきたいと考えています。

あえて付け加えれば、比較的人件費に予算を割いている事務所だと自負しています。本社事務所の家賃は、都心に比べれば割安。システム費用なども精一杯削減して、そのぶん頑張った社員に還元することを基本にしているんですよ。

― 求める人材は、どんな人でしょう?

先生 指示のある仕事をただ単調にこなすのではなく、何ごとにもチャレンジングに取り組んでいくタイプがいいですね。未経験者大歓迎。平均年齢も30歳代の、成長途上の職場で働いてみませんか。

(掲載日:2017年7月4日)
● プロフィール ●
石田昇吾(いしだ・しょうご)
クライサー税理士法人 代表社員 税理士
千葉県柏市出身/おとめ座/A型
趣味:スポーツ観戦、旅行
座右の銘:人を称賛できる人こそ、本当に誉れ高き人である
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