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トップ会計人インタビュー

税理士法人尾藤会計事務所(東京都)

尾 藤 清 隆

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一般企業のほか、医療関係のサポートにも実績を持つ
― 先生が税理士を志したきっかけから、教えてください。

尾藤先生(以下、先生)  父親(尾藤文隆会長)も税理士をやっていたので、子どもの頃からまったく特殊な職業という意識はなくて(笑)、ごく自然にこの世界に入ったんですよ。 実際なってみて、やりがいのある、いい仕事だったなと感じています。

―  一番やりがいを感じるのは、どこでしょう?

先生  私たちのお客様は、中小企業や医療法人などの経営者が中心です。
そういう方は、日々組織を引っ張って奮闘なさっているのですが、ご自身はけっこう孤独なことも多いんですね。 社内に何でも相談できる“右腕”がいればいいのですが、なかなかそうもいかない。

尾藤先生1

そんなお客様が、私たちには率直に経営上の悩み、時にはプライベートな問題まで打ち明けてくれたりするんですよ。例えば、息子さんにどうやってバトンを渡そうか、事業承継の相談を受けることがあります。そんな時に、自分が父親から事務所を任された頃の話をすると、それを参考にしてくれたり、「直接子どもに話して欲しい」とお願いされたり。そんなふうに、あたかもパートナーのように頼りにされるというのは、率直に嬉しいものです。
会計事務所ですから、適切な税務、会計のためのお手伝いをするのは当然ですが、そうでない部分でも、トップの心の支えになれる。経営者とそういう形で寄り添える職業は、ちょっとないですよね。

―  事務所の概要を説明していただけますか。

先生  スタッフが約55名という体制です。一般企業や個人のお客様の他に、医療関連事業部というチームを設けているのが、当事務所の1つの特徴と言えるでしょう。 現在は、幅広い業種の一般企業と個人を合わせて500件、医業関係で200件ほどのお客様を担当させていただいています。

ノルマもなく、働きやすい職場環境

― それだけのお客様がいれば、入社したらいろんな経験を積むことができそうです。

先生  そうですね。そこもある程度の規模がある事務所で働くメリットだと思います。お話ししたように、当事務所には医療関連事業部のチームがあります。ですから、売り上げの基準や経営管理の仕方などが普通の会社とは違う、その分野のスペシャリストになる道も開けていますよ。

事務所の発展のためには、個々のメンバーのレベルアップが不可欠なので、TKC主催のものを中心に、研修も充実させています。当事務所では、人材育成の基本を、いわゆる「外回り」で成果を上げられる能力の向上に置いているんですよ。研修や、毎月の巡回監査などを通じて、新卒入社1年目にして年間1000万円を売り上げた人もいます。

― 事務所内は、どんな雰囲気なのでしょう?

先生  ノルマも、「押しつけ仕事」のようなものもない、社員に優しい事務所だと自負しています(笑)。 それなりの人数が働いていますけど、例えば“足の引っ張り合い”をするような空気は微塵もありません。 わからないことがあれば、お互いに親身になって相談に乗ります。競争も、個人戦ではなく、課ごとの団体戦が基本。 それも単純な売り上げではなく、例えば新規の顧客を何件紹介されたかとか、書面添付を何件行ったとか、より努力が評価される形で競いながら、モチベーションを高めていますよ。

― 欲しいのは、どんな人材ですか?

先生  ひとことで言うと、清潔感があって、前向きで、素直な方ですね。戦略的に経験者を採用してきたのですが、年齢構成の問題もあり、これからは若い人も積極的に採っていきたいと考えています。

初めに、「税理士は、経営トップのよきパートナーだ」と言いましたが、そうなるためには、相応の努力と経験も必要です。当事務所で頑張れば、税務、会計以外のいろんなスキルも身につくでしょう。近い将来、税理士や会計士の仕事はAI(人工知能)に奪われる、といった話がされますけれど、そういう人は大丈夫。私はそう思います。

尾藤先生2
(掲載日:2017年3月27日)
● プロフィール ●
尾藤清隆(びとう・きよたか)
税理士法人 尾藤会計事務所 代表税理士
埼玉県大宮市(現さいたま市)出身/やぎ座/B型
趣味:スポーツ鑑賞
座右の銘:飛躍
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