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トップ会計人インタビュー

株式会社あすな会計事務所(東京都)

中 垣 光 博

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クライアントは中堅・大企業がメイン
― 事務所の“セールスポイント”を教えてください。

中垣先生(以下、先生)  そうですね。当事務所には現在11名が所属していて、法人のお客様に対して各種のサービスを提供するほか、相続の案件も扱っています。 法人の業種や規模はいろいろですけど、他の会計事務所に比べると、中堅・大企業、上場企業やその子会社といった、 比較的売り上げ規模の大きなクライアントの割合が高くなっているんですよ。

中垣先生1

 サービスの中身も、例えば記帳代行のような作業ではなく、あくまでも「専門家集団」としてお客様のニーズに応えていくことを志向しています。 具体的には、組織再編やM&A、IPO支援、さらにSPC(Special Purpose Company)を活用した証券化の支援などがありますが、実際にお客様からいただく要望は多岐に渡ります。 企業コンサルタントではありませんが、そうした一つひとつにプロとして応え、適切な提案を行っていくのが我々の仕事だと思っています。
 SPC関連業務に実績を持つのは当事務所の特徴の一つで、今でも仕事の4割くらいを占めています。 ただ、最近は普通の事業会社系の案件がどんどん増えていて、そのトレンドは今後も変わらないでしょう。

― 2007年に開業したばかりの「若い」事務所ですね。

先生  メンバーも若いですよ(笑)。私は40代ですが、大半は30代です。
「専門家集団」というと堅苦しく聞こえるかもしれませんが、そんなことはありません。 疑問点を質問すれば、優しく答えてくれるタイプの人間ばかりです。 ハイレベルで「難しい」案件も少なくありませんけど、それらを解決してお客様に感謝してもらえる喜びはひとしお。みんなやりがいを持って仕事に臨んでいます。

意欲さえあれば、大きく成長できる事務所

― メンバーは、税理士資格を持った方が大半だとか。

先生  今11人中7人が有資格者で、1人が資格試験に挑戦中です。 税理士資格の必要性については、事務所によっていろんな考え方があると思うのですが、この仕事をやっていく以上、資格がスタートラインではないかというのが、 私の基本的なスタンスなんですよ。やはり、メンバーには税理士試験合格レベルの知識は身に着けて欲しい。クライアントも、資格を持っている人間のほうが安心できるはずですよね。

ただし、それはあくまでも「スタートライン」であって、資格を持っていればOKというわけではありません。 プロであるためには、日々の研鑽は欠かせない。さきほども言ったように、お客様の抱える多様な課題、ニーズに応えるのが我々の務めです。 例えば、ちゃんと勉強して幅広い周辺知識を備えていれば、「ここは正しいのだろうか?」というお客様の質問にイエス、ノーで答えるだけではなくて、 「その問題に対しては、別のこういう解決策があります」という“カウンターオファー”が可能になるわけです。

当事務所は、規模の割には各種の書籍・文献などが整備されていますし、何よりメンバーがみんな勉強家でお互い切磋琢磨し合いますから、学べる環境はバッチリだと思いますよ。 当然、学ぶのは机の上だけではありません。クライアントは、合併だ、事業譲渡だ、組織再編だ、とダイナミックに動きますから、それらに合わせて生じるニーズに懸命に応えていると、 いつの間にかけっこうなスキルが身につくのです。

― お客様と対応するうえでは、知識や経験はもちろん、相手から信頼される「人間力」も大事になりますよね。

先生  なにより日々接している企業のトップは、そうした力を持った人たちなんですね。親身になって話を聞き、信頼に応えようと努力することによって、逆にその人間力を学び、自らが磨かれていく。それも、この仕事に携わるメリットではないでしょうか。

― どんな人材を求めますか?

先生  できれば、すでに税理士資格を持っていて、それなりの経験を積んだ方が希望です。 繰り返しになりますが、成長中のクライアントが多いので、そういう環境に身を置いてアグレッシブに仕事をしたいという人が、当事務所には向いているでしょう。 そういう意欲があれば、大きく自分を成長させることができるはずです。

中垣先生2
(掲載日:2016年7月29日)
● プロフィール ●
中垣光博(なかがき・みつひろ)
株式会社あすな会計事務所 代表社員 税理士。
神奈川県鎌倉市出身 / おひつじ座 / O型
趣味 : テニス、ラグビー観戦、旅行
座右の銘 : 為せば成る、為さねば成らぬ何事も
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