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トップ会計人インタビュー

税理士法人アフェックス(東京都)

金 子 尚 貴

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医療関連をメインに、一般事業会社の税務、相続もカバーする事務所
― 先生は、公認会計士の資格をお持ちですね。

金子先生(以下、先生)  はい。たまたま高校時代からの友人が資格取得を目指していて、それに触発される形で大学4年の時から勉強を始め、合格後は監査法人に勤めました。ただ、監査の経験を積んでいく過程で組織再編の案件に従事させていただいたのですが、自身に税務の知識がないことに忸怩(じくじ)たる思いをしました。加えて、私が監査法人にいた2000年代というのは、監査法人に対する外部の目が非常に厳しくなった時期で、それまではOKだったクライアントに対するコンサルティング的な業務が「規制」を受けるようになってしまった。現場の人たちの相談に乗りながら、「喜んでもらえる仕事」がしたい、という思いがあったので、そういう状況はちょっと面白くないな、と。それで、思い切って税務の世界に飛び出したのです。

監査法人を辞めてから3年間は大手会計事務所に勤務し、その後アフェックスに入所して7年が経過しましたが、当時の決断が正しかったことを実感しています。監査法人時代は、企業のトップに会えるのなんて、年に1回あるかないか。経理の担当者の人との話も、限定的なものになりがちでした。しかし、この業界は法人の経営者と膝づめで話をし、税務以外の相談をもちかけられたりもします。お役に立てたら、「ありがとう」「助かった」と、直接感謝してもいただける。そういう部分が、この仕事の一番のやりがいであり、モチベーションですね。

金子先生1

― 事務所の概要を教えてください。

先生  もともと医業に特化してスタートしたこともあって、医療法人をはじめとする関連業界のお客さまのウエートが高いのが、当事務所の特徴です。
現在は、その他一般法人のお客さまの数も多くなっていますし、個人の相続も扱います。 ただ、相続についても、ドクターやそのご家族のフォローから始まったこともあって、富裕層の案件が大半なんですよ。特に不動産が絡む相続の専門性を高めることで、他の事務所との差別化を図っています。

メンバーは、今60名ほどになりました。うち約半数が、担当のお客さまのところを、月1回くらいのペースで訪問する外回りで、残りが入力作業などの内勤の仕事をしています。最近は、新卒者を積極的に採用していますが、まず内勤で基本的な業務を覚えてもらい、一定のスキルが身についたところで外勤に出てもらう、という流れになっているんですよ。

「専門職の壁」を突破する、前向きな人材求む!

― 採用は、新卒者中心ということですか?

先生 もちろん、経験者でいい人材がいれば、仲間に加わっていただきたいと考えています。欲しいのは、ひとことで言えば、お客さまから信頼される人。私たちの仕事は、基本的にサービス業ですので、常に目の前の顧客のことを考え、動けるタイプの方が合うと思います。同時に、税務を中心にお客さまを支えるというのは、専門職でもあります。そうである以上、「壁」に突き当たることもあると思うんですよ。その時に、くじけずにそれを乗り越えていこうという前向きな気持ちを持った人がいいですね。

日常業務は、チームリーダーを中心とした指導を仰ぎつつ、実戦で習得してもらうのが、当事務所のスタイル。税理士資格の取得を目指して、勉強中の人もいます。業務上の支障がなければ5時半には退社OKですから、専門学校に通ったりすることも可能です。

金子先生2

― 事務所の今後の目標を教えてください。

先生 場所や時期はまだ確定させてはいないのですけど、支店を構えることで、今のビジネスモデルを拡大していきたいと考えています。そのためにも、人はコンスタントに確保していきたいですね。お話ししたように、当事務所では医療関連、一般企業向けの業務に加え、希望すれば相続も経験できます。「プロの仕事がしたい」という熱意を持った方を歓迎します。

(掲載日:2017年12月27日)
● プロフィール ●
金子尚貴(かねこ・なおき)
税理士法人アフェックス 公認会計士 税理士
東京都日野市出身/うお座/O型
趣味:家族旅行
座右の銘:健康第一
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